2025年7月27日放送 12:00 - 12:55 テレビ朝日

ビートたけしのTVタックル

出演者
江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし 鈴木亜久里 菊川怜 古市憲寿 廣瀬翔 吉川新一 
(ビートたけしのTVタックル)
猛暑! 熱中症で救急搬送続出

熱中症の救急搬送が急増している。群馬県前橋市消防局の通信指令室。通報を受け緊急車両を出動させる救急最前線。通報を受け、ヒアリングし緊急車両が必要かすぐに判断。いま特に増えているのが高齢者の熱中症疑い。エアコンがない世帯からの通報も多いという。エアコンがあっても適切に設定されていない場合もある。群馬県で今年初の熱中症警戒アラートが出た日、熱中症を訴える多くの通報が。前橋市消防局消防指令長・勝守高之氏が「連絡がつかなくて行ってみたら亡くなってたというのも最近は多い」などと述べた。119番通報件数の推移グラフ。2023年は過去最多を記録。しかし、東京消防庁によると不適切な通報は通報全体の2割を占める。

(オープニング)
今日は

記録的な猛暑!熱中症で救急搬送続出&火災発生!迷惑放置車両。ニッポン全国真夏の大問題SP。

オープニング

オープニング映像が流れた。

(ビートたけしのTVタックル)
猛暑! 熱中症で救急搬送続出

ビートたけしが「この季節になると熱中症は多い」、江口ともみが「80代女性が部屋でエアコンが効いていたが熱中症になった」、社会学者・古市憲寿が「中東より日本のほうが涼しい。仕事を夜にシフトしている」、鈴木亜久里が「そういう気候になっている。中東は夏、靴で歩けない。レーシングカーの中は70度ぐらいになる」、菊川怜が「(熱中症の)基本的な対応は気をつけている」、江口ともみが「普段から汗をかくようにしている」などと述べた。

各地で多発 ”放置車両”の実態

東京・江東区の路上で火災が発生。火災拡大の一因とみられるのが放置車両。目撃者によると、枯草から出火し放置車両に燃え移ったという。東京・江東区新木場の一角には放置車両が約40台。放置車両が各地で問題となっている。放置車両撤去システム株式会社・古川新一氏に密着。都内のコインパーキングに約9ヶ月間放置された車両。原則車の所有者の許可なく勝手に撤去できないため、放置されると駐車場オーナーは大損害。吉川市は車の所有者に2度手紙で撤去を求めたが返事はなし。直接本人の元を訪れる。新たな駐車場が確保できるまで、一時的に駐車するつもりが放置状態になったという。話し合いの末、車を処分することになった。続いての調査は神奈川県内の月極駐車場に放置された車。車検は13年前に切れていた。約12年間で70万円以上未払いだという。車の所有者と駐車場の契約者は別人だった。車の所有者は約20年前に他界。相続人の息子から車を撤去する同意を得ることができた。

放置車両撤去システム株式会社・古川新一氏が「弊社だけで年間1000件の問い合わせがある。その数倍は放置車両が発生していると思う。コインパーキングのほとんどが、48時間以上停めてはいけないと約款に書かれている。国際空港の近くは外国人が(車を)捨てて帰ることが多い。放置車両の一番の要因は車検代を捻出できない方が多い。コロナの影響もある」、鈴木亜久里が「羽田に停めて母国に帰られたりしたらどうにもならないのでは」などと述べた。

タイヤトラブルによる事故増加

茨城県内を走行中の車。次の瞬間、タイヤが飛んできた。タイヤは前を走るトラックから脱落していた。愛知県では夜の道路を走行中、対向車線を走っていたトラックからタイヤが脱落。トラックからは火花が。全国で大型車のタイヤ脱落事故が相次いでいる。

全国で相次ぐタイヤ脱落事故。大型車の車両脱落事故の発生件数のグラフ(出典:国土交通省)。2023年度は142件発生。2015年から約3.5倍増加。国土交通省は注意喚起のため、走行中のトラックからタイヤが外れて人形にぶつかる実験映像を公開。国土交通省の調査では、脱落するタイヤの約94%が左後輪。交通事故鑑定人・相見忍氏は「日本は左側通行だから、水はけのために(道路が)左に傾斜がついている。常に走っている時でも左側に荷重がかかっている」などと述べた。脱落意外にも、猛暑で要注意なのがタイヤのバースト事故。乗用車でも起こる可能性がある。高速道路の安全を守るネクスコ東日本のパトロール隊を取材。

高速道路の安全を守るネクスコ東日本のパトロール隊を取材。路肩に停車したトラックを発見。走行中にタイヤがバーストしていた。猛暑でタイヤの摩耗が激しくなるため、バースト事故が増加している。JAF本部交通環境部主管・廣瀬翔が「バーストは中の構造が壊れてしまっている状態」などと述べた。

大型車だけじゃないタイヤのバーストについてJAF・廣瀬氏は「タイヤが破裂してしまって中の構造が壊れてしまった状態。(会社単位などで注意すれば)事故数は減らせる」などコメント。鈴木亜久里さんは「タイヤは大事。タイヤがないと何馬力、千馬力になったってタイヤがないと前に進まない」などコメント。真夏の車のトラブルで注意すべきことについて廣瀬氏は「ダッシュボードの部分は最高で80度近くまで上がるというのが実験であった。やけどしたりというのを気をつけていただく必要がある。お子さんは熱に対する耐性が弱い傾向にあるのでほんのわずかでも危険。車内にお子さんを残さないでほしい。最近は夏場に天候が安定しない。天気が急変しやすくなっている。例えば異常気象によるゲリラ雷雨等の頻発で起こり得る被害を想定しておくといざというときい身を守れる」などコメント。

キーワード
日本自動車連盟
(エンディング)
エンディングトーク

エンディングトーク。ビートたけしさんは「日本のメーカーも中に人が入っていたらそれを感知して部屋の温度は調節するようなシステムを作るだろうね。車の中に人がいるのかいないのか生き物がいるのかいないのかとかあらゆるチェックの方法を取るだろうね」などコメント。

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