臨時国会は衆議院の代表質問2日目。立憲民主党・吉田晴美代表代行は高値が続くコメについて質問。鈴木農水大臣が意欲を見せている「おこめ券」を補正予算に入れるか質問すると、高市総理大臣は重点支援地方交付金の拡充などについて検討を指示したと答えた。重点支援地方交付金は各地方自治体が実施する取り組みに国が支援する交付金。使い道の一つとして「おこめ券」の活用も検討される見通し。「おこめ券」については自民党関係者から疑問の声が上がっている。国民民主党・玉木代表は電気・ガス料金支援について質問。高市総理は寒さの厳しい冬の間に支援を行うと答えた。与野党6党はガソリン税の暫定税率を来月31日に廃止できょう合意した。それまでは補助金で対応する。暫定税率廃止で年間約1.5兆円の税収が減るが、代替財源については結論を先送りした。高市総理は税率を上げずに税収を増加させることを目指すと語った。自民・維新の連立政権は衆議院議員の定数を1割削減する方針。公明党・斉藤代表は定数削減について質問。高市総理は各党各会派と真摯な議論を重ねていきたいと答えた。国民民主党・玉木代表は解散総選挙について質問。高市総理は物価高対策が優先で解散を考えている余裕はないと答えた。
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