- 出演者
- 田代杏子 長野亮 谷地健吾 瀬戸秀夫 小山径 新井秀和 坂下恵理 和田穂佳 豊田晴萌
オープニングの挨拶。
奈良市の小学1年生の女の子が誘拐され殺害された事件からまもなく20年。女の子が通っていた富雄北小学校では、きょう命の大切さを考える集会が開かれた。後藤誠司校長の呼びかけのあと、鐘が女の子の当時の年齢と同じ7回打ち鳴らされ全員で黙とうした。
全国有数の柿の産地、和歌山県九度山町では小学生がつるし柿作りを体験した。この体験学習は子どもたちに地元特産の柿の魅力を知ってもらおうと毎年行われている。柿はつるして乾燥させると水分が減って、渋が抜け甘くなるという。つるし柿は家に持ち帰り軒先などで1か月ほどつるすと渋が抜けておいしく食べられるという。
米国軍岩国基地の空母艦載機部隊に米国海軍のオスプレイなどが国内で初めて配備される計画を巡って、在日米国軍は、きのう国に対して空母艦載機が72時間以内に帰還する予定であることを伝えた。今後、基地へのオスプレイなどの配備が進むものとみられる。米軍は岩国基地の海軍の空母艦載機部隊に「CMV22オスプレイ」と最新鋭のステルス戦闘機「F35C」をことし後半に配備する計画を明らかにしている。岩国基地の新機体含む空母艦載機部隊は、先月アメリカから日本に向けて出発し太平洋上で訓練などを行っていたとみられる。
燃料を液化天然ガスにして二酸化炭素の排出量を大幅に抑えた貨物船の進水式が、けさ下関市の三菱重工業下関造船所で行われ、船主や造船関係者など約900人が参加した。はじめに進水を祝って船主らに花束が贈られたあと貨物船の名前を「TRANS HARMONY EMERALD」と命名したことが発表された。造船会社によるとこの貨物船はことし6月に進水した「TRANS HARMONY GREEN」と同じもので長さ195m、総トン数はおよそ4万9500トンで、乗用車ならおよそ3000台を運搬することができるという。また燃料を液化天然ガスにしたことで二酸化炭素の排出量は重油を燃料としている船に比べて25%抑えられ、硫黄酸化物の排出量もほぼゼロと環境への負荷を減らすことができるという。貨物船は今後、船内で装置や設備を取りつける工事が行われ、来年6月に船主に引き渡され日本と東南アジアを結ぶ航路に就航する予定。
山形・鶴岡市の羽黒山で修行している山伏が、ほら貝を鳴らしながら家々を回って寄付を募る「松の勧進」が始まった。「松の勧進」は修験者の山として知られる羽黒山で、大みそかから元旦にかけて夜を徹して行われる伝統の祭り「松例祭」のために山伏たちが寄付を募る行事で、庄内地方に冬の訪れを告げる風物詩となっている。家から出てきた人たちが寄付を差し出すと山伏たちは家内安全や無病息災に御利益があるとされるお札を手渡していた。「松の勧進」は年末まで続く。
開業医の高齢化や後継者不足が課題となる中、開業医の役割の一つ、在宅医療を持続的に提供していく方法を考える研修会が酒田市で開かれた。酒田地区の医師会が去年実施したアンケートでは、回答した7割余りの開業医が「後継者が決まっていない・今後の確保も困難」としていて10年後の平均年齢は75歳を超える見込み。研修会では去年秋から在宅医療を本格的に始めた勤務医が講演し「在宅医療を必要とする患者は増えていると紹介した。その上で地域で連携して勤務医も含めた在宅医療の担い手の確保や、若手の医師が在宅医療への理解を深める環境づくりが求められている」と訴えていた。
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52年前に本土復帰の記念式典が開かれるなど地域の歴史を刻んできた旧那覇市民会館が解体されるのを前に、工事の安全などを祈願する催しが開かれ地元の人たちが別れを惜しんでいた。那覇市寄宮にある旧那覇市民会館は1970年に開館し1972年には本土復帰の記念式典が開かれた。その後もコンサートや成人式地元の人たちの発表会など、さまざまな催しの会場として地域の歴史を刻んできたが、老朽化のため2016年に休館し解体されることも決まった。機能は解体工事の安全などを祈願する催しが行われ、神職が祝詞を上げ、工事関係者が特徴的な玄関の繽紛に木槌を打ち込んだ。那覇市によると解体工事は再来年の2月に完了し、4年後に図書館やカフェなどが入る複合施設が造られる予定。
旧暦の11月15日は幕末の志士・坂本龍馬が生まれた日。高知市上町の坂本家の邸宅跡にある石碑の前できょう毎年恒例となっている誕生を祝う式典が地元の人たちの手によって開かれた。式典はあいにくの雨となったが龍馬の親族や浜田知事などおよそ50人の参列者のほか多くの龍馬ファンも訪れた。式典では神事が執り行われたあと地元の第四小学校の児童2人が龍馬への手紙を読み上げた。龍馬の写真が飾られている石碑の前では駆けつけたファンが記念撮影をするなどしていて龍馬は没後160年近くたった今も高い人気を集めている。
南海トラフ巨大地震の想定震源域のうち、高知県の室戸岬の沖から宮崎県沖の日向灘にかけては津波の観測点が陸域の周辺に限られていて沖合は観測網の空白域とされていた。このため、防災科学技術研究所は海底地震計や津波計の整備を進め、これまでに計画の半数にあたる18か所に設置されている。これらの観測点はことし7月からの試験運用でデータの品質が確認され、今月21日から気象庁の津波観測に活用されることになった。津波を最大でおよそ20分早く検知できるという。
北九州市は門司区の複合公共施設の建設予定地で見つかった旧門司駅の遺構を今月中にも取り壊すことになり一連の造成工事が始まった。市は一連の造成工事を今年度中に終えたいとしている。遺構を巡っては去年の発掘調査で駅の遺構と見られる赤レンガや機関車庫の基礎部分が見つかったほか、おとといまで行われた追加の調査では旧駅舎の敷地を囲む石垣や倉庫跡などが見つかっている。こうした状況を踏まえてユネスコの諮問機関、イコモスや市民団体が現地での保存を求める一方市は遺構の展示方法について対応を検討していて、今月中には具体的な方針を示したいとしている。
久留米市の高校で農業を学ぶ生徒たちが栽培したシクラメンが一般向けに販売され、大勢の人たちが訪れて買い求めている。価格は1鉢1000円と市価より安く販売されていることもあって、朝早くから地元の人たちが大勢訪れ気に入った鉢を買い求めていた。この販売会はきょう午後2時まで開かれている。
長野県木曽町の現在の様子を紹介。
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本日の全国の天気を伝えた。
全校生徒116人のうち、21人が仮設住宅で暮らしている石川県珠洲市立緑丘中学。緑丘中学の生徒たちが作ったのが合唱曲「居場所」。歌が生まれたのは、ことし2月。地震のために集団避難していたとき。地元に残る友達や親と離れ離れの生活。行きどころのない感情を抱える生徒も少なくなかったという。そんな中、生徒たちに一緒に歌をつくろうと呼びかけたのが音楽教諭・中谷百さん。子どもたちに正直な気持ちを書き出してもらい言葉を紡ぎ歌詞にした。地震や豪雨災害で体育館の半分は避難所のままだったが、毎年恒例の文化祭が開催された。生徒会長・森田朝日さんが所属する軟式野球部は夏の県大会で18年ぶりに優勝。地震で3か月全体練習ができなかったが、避難先でバットを振り続けたという。最後は森田さんが指揮を務めみんなで居場所を合唱する。田代杏子は、歌詞の中の力強い言葉が全部中学生の中から出た言葉で、そこから皆さんが経験したこと・感じたことが忍ばれると話した。
昭和32年11月15日に東京、大阪に続き3番目となる名古屋市営地下鉄が開業。戦前から地下鉄建設計画があるも財政難、戦争で先送りされていた。戦後の復興で通勤客が増加、路面電車に代わる交通機関として建設が進められてきた。開通したのは現在の東山線・名古屋〜栄間 2.4km。
昭和45年11月15日に沖縄で初の国政参加選挙が行われた。日本への復帰に先立ち行われ衆議院、参議院に10人が立候補。米軍基地などのあり方をめぐり激しい選挙戦が行われた。投票率は83%を超え女性も初めて選挙戦を行使し一票を投じた。当選者7人のうち4人が革新系候補で復帰後も米軍基地を存続させるという日米共同声明に対する反発が現れた形となった。
茨城県つくば市で遺伝子技術による青い菊が公開された。サントリーの子会社とつくば市の研究所が共同開発。その後も青色のユリ、ダリヤ、胡蝶蘭なども開発されている。