52年前に本土復帰の記念式典が開かれるなど地域の歴史を刻んできた旧那覇市民会館が解体されるのを前に、工事の安全などを祈願する催しが開かれ地元の人たちが別れを惜しんでいた。那覇市寄宮にある旧那覇市民会館は1970年に開館し1972年には本土復帰の記念式典が開かれた。その後もコンサートや成人式地元の人たちの発表会など、さまざまな催しの会場として地域の歴史を刻んできたが、老朽化のため2016年に休館し解体されることも決まった。機能は解体工事の安全などを祈願する催しが行われ、神職が祝詞を上げ、工事関係者が特徴的な玄関の繽紛に木槌を打ち込んだ。那覇市によると解体工事は再来年の2月に完了し、4年後に図書館やカフェなどが入る複合施設が造られる予定。