福岡県警察本部で行われた締結式では、住友一仁本部長と全国の駐車場運営会社などで作る団体の前川拓也理事長などが協定書に署名した。今回の協定では、団体に加盟する県内の駐車場で防犯カメラの設置を促進し、犯罪が起きた際には警察に映像を提供するほか、飲酒運転・未払いのまま出庫する違反車両への警告文を掲示することで犯罪の未然防止・事件捜査に役立てるという。この団体は都道府県警察と防犯活動等に関する協定を結ぶのはこれが初。福岡県警・住友本部長は「犯罪の抑止、万が一犯罪が起きた場合の捜査とか、こういった観点からも大いに有益であると思っている。警察と地域社会・関係機関・団体と連携の輪を広げて、犯罪や事故のない安全安心な福岡県を作っていきたい」と話す。