農林水産省はキャベツやねぎなど主な野菜8種類について全国470か所で毎週店頭価格を調査している。それによると、先週18日~20日までの1kgあたりの平均価格はキャベツが平年の2.3倍を超える417円。大根が平年の約1.5倍の269円。白菜が約1.5倍の285円。レタスが1.4倍の663円などとなっていて、8種類全てで平年を上回る高値となっている。また前週と比べても同水準か2割近く高くなっていて、高値の状態が続いている。県内の卸売会社は夏の猛暑の影響で野菜の生育が遅れたり出荷できる品質に育たなかったりして価格の高騰につながっているとしていて、この会社が取り扱っている野菜でも去年よりレタスが5割ほど・大根が8割ほど高値となるなど影響が出ているという。その上でこの会社は「今後の出荷量の増加に伴って価格は徐々に落ち着くと見られる」としている。