きょう、JR東日本盛岡支社の担当者が県庁を訪れ、達増知事に報告した。「重点共創エリア」はJR東日本が来年9月から新たに始める、行政と連携して交流人口などの増加を目指す取り組み。JR東日本は岩手の秋まつりや伝統芸能を国内外に広めて東北全体に訪れる人を増やそうと、岩手県を最初の「重点共創エリア」に指定した。JR東日本によると、指定期間は来年9月からの3か月間で、自治体と連携し秋まつりにあわせた臨時列車の運行や首都圏で物産展の開催が予定されていて、地域の魅力の発信と交流人口の増加を目指すという。達増知事は「秋まつりなど特色ある観光コンテンツを生かして本県の秋の魅力を広く発信し、若い世代に向けたPRを行って、交流人口の拡大につなげたい」と述べた。