- 出演者
- 田代杏子 小山径 秋鹿真人 後藤康之 原田裕和 内藤雄介 白鳥哲也 坂下恵理 飯塚洋介
オープニング映像が流れた。
闇バイトを実行役とした強盗事件が首都圏で相次いでいることを受けて、学生が多く利用する滋賀・草津市のJR南草津駅で警察が闇バイトの求人情報に注意するよう呼びかけた。呼びかけ活動で配られたチラシには闇バイトの求人の特徴が書かれていて、簡単な仕事を強調する一方で報酬が高すぎる求人や、会社名・連絡先を書いていない求人に注意するよう呼びかけている。
掛川市の茶畑で、世界農業遺産の「茶草場農法」を地域の企業で働く社員たちが体験した。この取り組みは、茶農家の作業の負担を軽くしようと掛川市などが毎年この時期に行っていて、今日は地域の電力会社から52人が参加した。「茶草場農法」は茶畑の周辺に自生するススキやササなどを刈り取って乾燥させ、寒さよけや肥料として畑のうねに敷き詰める伝統農法。作業は3~4人のグループに分かれて市内17か所の茶畑で実施された。
イノシシなど野生動物による農作物の被害を防ごうと、南さつま市で、きのう、専門家を講師に招いて野生動物の農地への侵入を防ぐ対策を学ぶ研修会が開かれた。キンカンや温州みかんの生産が盛んな南さつま市加世田の津貫地区で行われた研修会には、農家など25人が参加した。参加者は、イノシシの被害にあっているキンカンの農園を訪れ、講師の島根県美郷町の獣害研究家・井上雅央さんが、「被害にあっても、周囲の土地の所有者が違う場合、協力がなければ対策はできない。やぶの刈り取りなどみんなで協力して、イノシシが住みにくい地域にしていくことが大切だ」と説明した。イノシシの侵入を防ぐ電気柵についてもアドバイスをした。
別府市のAPU=立命館アジア太平洋大学を訪れたのは宇佐市の津房小学校の児童7人。この小学校では今年度から外国語学習の一環として月1回程度のペースで児童と学生の交流を進めている。きのうは児童たちが大学を訪れ、留学生などに英語でインタビューするという特別授業が行われた。中には質問の言葉が上手く伝わらず逆に質問される場面も。津房小学校・校長は「英語の会話を楽しんでほしい。外国人に物怖じせず会話できるようになってほしい」と話した。
次世代の移動手段として期待される「空飛ぶクルマ」の実用化に向けた試験飛行が行われた。「空飛ぶクルマ」は垂直に離着陸し、主に電動で空を移動するのが特徴。県内では倉敷市の団体「MASC」が実用化に取り組んでいる。機体は中国とドイツの合弁メーカー「AutoFlight」製で全長11.5m・横幅15mとなっており、13のプロペラを備え、プログラミングされたコースを自動飛行。最大350kgの貨物を運べるとのことだが、今回は初の試験飛行のため、機体には何も載せず、垂直に上昇した後、飛行場内の上空を約5分間飛んだ。団体では機体を瀬戸内海の島嶼部や山間部で食料品や医薬品などの輸送に活用したい考え。
瀬戸内市と備前市は、海外の富裕層などを対象に、刀や備前焼などを売り込み販路を開拓しようと、来月からパリで展示会を行う。これを前に、瀬戸内市長船町の刀鍛冶・川島一城さんが出品する刀の発送作業を行った。瀬戸内市によると、市内の備前長船刀剣博物館には海外からの観光客が多く訪れ、特にフランスからの客が最も多いという。展示会は来月17日~来年1月11日までパリ日本文化会館で開催予定。
唐津市伝統の祭り「唐津くんち」の14台の曳山が展示される曳山展示場は、老朽化などのため建て替えられることになっていて建設が進められている。市は展示場のリニューアルオープンに向けて、全国の「唐津くんち」のファンと協力して整備を進めたいと、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングで資金を募っている。目標額は6億円で、このうち3億円を展示場の建設費として見込まれる約30億円の一部に充て、残りを市外から寄付した人へ贈られるふるさと納税の返礼品などに充てるという。寄付は専用サイトから来年1月10日まで受け付けている。
議会を身近に感じてもらいより多くの市民に傍聴に訪れてもらおうと、鹿島市議会の議場で、地元の就労支援施設の利用者などがさまざまな楽器で曲を演奏するコンサートが初めて開かれた。議場コンサートは、鹿島市議会がきょう開会する12月定例議会の本会議を前に初めて開いた。市内の就労支援施設「にじいろラボ」の利用者など15人が演奏に臨んだ。鹿島市議会では、来年3月に開かれる定例市議会でも議場コンサートを開催する予定。
全国の気象情報を伝えた。
福井県大野市では、星空をモチーフにしたアクセサリーやグッズを販売している。星型のクッキーは星空保護区の認定をきっかけに今年7月に発売された。大野市の特産の六条大麦を使用し、独特な食感が楽しめる。桐原小真季は「普通のクッキーと比べてザクザク食感がある。」などと話した。菓子組合のメンバーが開発し、市内の5社がアレンジ、連携して星の街をPRしている。8月には星空が楽しめるカフェもオープンし、店内のスクリーンには美しい星空が映し出される。2年前からは毎月、誰でも参加できる鑑賞会を開催して星空の美しさを伝え続けている。大野市は2年間で360か所の街頭を上空に光が漏れないよう取り替えを行った。
星空保護区となった南六呂師地区は街の中心から車で20分程にある。市街地から近い地域を対象にした部門で、アジアで初めて認定を受けた。桐原小真季は星空案内人の矢尾政士さんのガイドで日中は秋の高原を堪能した。夜になると、彦星、織姫星、天の川を観察することができた。
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- リス六呂師高原南六呂師地区(福井)
平成12年の11月29日は、フィンランド政府公認のサンタクロースが親善大使として日本を訪れた。サンタは日本各地を訪問し、幼稚園などを回り子どもたちとの交流を深めた。
平成16年11月29日、竹のブラシを回転させ積もった雪を取り除く札幌の冬の風物詩ササラ電車がこの時期、初めて出動した。ササラ電車は細く裂いた竹を束ねて鍋などを洗う“ささら”をヒントに大正時代に作られた。長さ30センチ程の竹を束ねたブラシを車両の前後に取りつけ回転させて積もった雪を飛ばす。この日は、朝の4時までに15センチの積雪を観測したため路面電車が走り始める前にササラ電車の出動となった。雪煙をあげながら積もった雪を取り除いていく。札幌の人々に本格的な冬の到来を告げる風景。
日めくりカレンダーの映像はNHKアーカイブスのホームページからも見れる事を伝えた。
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- NHKアーカイブスホームページ
兵庫・南あわじ市の鳴門海峡近くにある福良湾・福良漁港では「淡路島3年とらふぐ」が育てられている。1日におよそ500匹が出荷されるのだという。1歳のとらふぐと2歳・3歳のとらふぐはそれぞれ大きさが違う様子が見られるが、「淡路島3年とらふぐ」と命名されるのは3年育ったものであり、1.2kg以上の重さとなったものだけだという。50%ほどしか3年育たないのだといい、そのかわりにエサにはあるものを混ぜて健康を管理しているのだといい、それはニンニクだという。暑い夏を越すために体力をつけることだけでなく、病原菌に強くなることもあるのだという。そして、うずの丘 大鳴門橋記念館の森一仁さんはふぐ料理を作ってくれた。テッサは天然物に負けない身の引き締りが特徴となっているが、南淡路では白子をスープに溶かした美福鍋が名物となっている。レタスで身を巻いてポン酢を付けて食べるのだという。「淡路島3年とらふぐ」は地元の旅館や飲食店だけでなくインターネットからの注文でも楽しむことができ、3月下旬まで楽しめるという。
福井・大野市の星空が紹介された。坂下さんは星に夢中になったこともあったものの、特に土星をよく見ていたという。小山さんは来年には土星の輪を見れなくなる時期があると紹介した。来年のものは傾きの関係によるものだが、将来的には土星の輪は無くなることが予想されるという。
列島ニュースは今日が11月最後の放送だが、冬が進んでいる感じがあると小山さんは振り返った。