- 出演者
- 田代杏子 池田耕一郎 伊藤雄彦 坂下恵理 武田健太 藤原陸遊 山本未来 福元まりあ 油原さくら
オープニング映像が流れ、挨拶をした。
来月、ノルウェーのオスロで行われるノーベル平和賞の授賞式に出席する日本被団協の箕牧智之代表委員が、広島市の高校生が銅板でつくった折り鶴を現地に持参することになり、贈呈を受けた。折り鶴を作ったのは、広島みらい創生高校の生徒2人で、箕牧智之代表委員から依頼を受けて、教諭とともにおよそ1か月かけて完成させた。折り鶴は厚さ0.1ミリの銅板で作られ高さは4cmほどで、金色や銀色のものも含め、3種類を5セット手渡した。箕牧代表委員は、来月10日にノルウェーのオスロで行われるノーベル平和賞の授賞式に出席する予定で、折り鶴を現地に持参し、ノルウェー王室やノーベル平和委員会の委員長に贈りたいとしている。
三次市で夏の風物詩として親しまれている「三次の鵜飼」に新たに1羽の鵜が仲間入りすることになり、鵜匠の元に届けられた。きのう鵜匠の角濱義郎さんのもとに届けられたのは生後1年ほどの鵜。「三次の鵜飼」は450年ほど前から始まったとされ、市内を流れる馬洗川で鵜匠が巧みに操る鵜がアユなどを捕らえる姿を遊覧船から見ようと、毎年多くの観光客が訪れる。これまで鵜は25羽いたが、地元の振興会は病気などに備えて毎年新たな鵜を迎え入れている。新たに仲間入りした鵜は3年後のデビューを目指すということで川の環境に慣れさせたあと魚の捕り方など本格的なトレーニングが始まる。
いわき市の「白水阿弥陀堂」では、シンボルとなっている「古代ハス」が生き物の食害などで減っており、地元の小学生たちがハスを守る活動を続けている。平安時代末期に建てられた、いわき市にある願成寺の「白水阿弥陀堂」は福島県内唯一の国宝の建造物で、シンボルの「古代ハス」はここ数年、カメやイノシシによる食害で減っている。地元の高坂小学校ではハスを守る活動を続けていて、きょうは5年生の児童たちが白水阿弥陀堂から分けてもらったハスから取った種を地域の人たちに分けてハスを増やそうと内郷郵便局に届けた。種は約1200粒用意され、ほかの4つの郵便局などにも置いて訪れる人に自由に持ち帰ってもらうことにしている。
会津若松市は、市内の温泉街で廃業した旅館やホテルの建物が長年放置されている問題を受けて、温泉街の観光協会などが解体など行う事業の財源にするため、温泉の入湯税を200円引き上げる方針。会津若松市の東山温泉と芦ノ牧温泉は会津を代表する歴史ある温泉街だが、合わせて少なくとも6つの廃業した旅館やホテルの建物が長年にわたって放置されていて、景観の悪化に加え建物崩落の危険性など安全上も問題となっている。こうした問題を受けて、会津若松市は温泉街の宿泊業者などでつくる2つの観光協会などが建物の解体や再活用、景観整備などを行う事業の財源とするため、温泉の入湯税を引き上げる方針を決めた。市は、2つの温泉街の景観整備などを行う事業計画を令和4年度に策定し、事業費を26億円と試算していたが、財源は決まっていなかった。来月開会する市議会で市の条例を改正したうえで、温泉の利用者から徴収する入湯税を、来年10月から10年間の期限付きで引き上げる。あらたに見込まれる14億円を基金として積み立て、観光協会などが行う事業に活用するという。
全国有数の養殖のりの産地、佐賀県沖の有明海で取れた今シーズンののりの入札会が佐賀市で始まった。海の栄養状態がよく、品質の高いのりが出品されているという。佐賀市の佐賀海苔共販センターできょうから始まった今シーズンののりの入札会には、先月種付けした「秋芽のり」を乾燥させた「乾のり」が平年並みのおよそ1億970万枚出品された。佐賀県沖の有明海では、赤潮の影響などでのりの品質が悪化する「色落ち」が起き、このところ2シーズン連続で販売枚数と販売額の日本一を逃している。漁協によると、今シーズンは海の栄養状態がよく、品質の高いのりが出品されているという。県有明海漁協は販売枚数16億枚、販売額232億円を目標に掲げていて、日本一の奪還を目指している。
有明海に飛来するカモに養殖場ののりが食べられる被害を減らそうと、船の形をした水上ドローンで追い払い、効果を調べる実証事業がこれから来年1月にかけて鹿島市などの沖合で行われることになった。鹿島市など3市町と地元の漁協は、福岡市に本社のあるドローン運営会社と連携し、カモ対策の実証事業を来年1月にかけて行うことになった。
台湾のTSMCの進出に伴い、工場で大量に使われる地下水の保全が課題となるなか、対策について話し合う県の推進本部が2回目の会議を開き、地下水の水位をホームページで常時確認できる装置を県内30か所あまりに設置する方針などが説明された。TSMCをはじめとする県内の半導体関連企業が製造工程で大量の水を使うと見込まれるなか、熊本県は地下水の保全に向けた取り組みを進めるための推進本部を設置し、きょうは県庁で木村知事も出席し2回目となる会議が開かれた。担当者からは地下水の水位の変動を常時ホームページで確認できるシステムを今後県内に35か所設置し、このうち合志市と菊陽町にまたがるセミコンテクノパーク周辺と、熊本市中央区水前寺の2か所については、来月下旬をめどに、先行して運用を開始する方針が示された。
熊本県の八代地域特産のかんきつ類・ばんぺいゆの出荷が本格化し、選果場で検査や箱詰めの作業が行われている。「世界最大級のかんきつ類」と呼ばれていて、JAやつしろによると、八代市と隣町の氷川町では77軒の農家が栽培している。今月中旬から「ハウスもの」の出荷が始まった。JAやつしろによると、ことしは猛暑の影響で色づきが若干遅れ気味だが、味、見た目ともに上々の出来だという。出荷は来年3月上旬まで続く予定。
野球のまちとしてまちおこしに取り組んでいる阿南市で来月、市出身の選手など5人の現役プロ野球選手が参加する野球教室が開かれることになった。阿南市ではアマチュア野球も盛ん。来月27日にJAアグリあなんスタジアムでオリックス・杉本裕太郎選手らが参加する野球教室が開催される。また、杉本裕太郎選手の自主トレーニングも公開されるほか、選手と参加者がチームに分かれて試合やトークショーなどのイベントも併せて行われる予定。野球教室は小学生が対象で、イベントHPから来月3日まで応募可能。
歩行者が、信号機のない横断歩道で渡ろうとしているときに一時停止した車の割合は、徳島県では44%あまりにとどまり、半数以上のドライバーが一時停止していなかったことがJAF(日本自動車連盟)の調査でわかった。半数以上のドライバーが一時停止をしておらず、全国平均の53%を8.6ポイント下回っている。警察によると、県内では去年1年間に横断歩道や横断歩道の近くで発生した車と歩行者の事故は55件あり、このうち5人が亡くなっているという。道路交通法では横断歩道を渡っている、または渡ろうとしている歩行者がいるときは、その手前で一時停止することが義務づけられている。JAF徳島支部は「ドライバーは歩行者への思いやりを持つと同時に、横断歩道の手前にある道路標識や表示に注意して運転してほしい。」と話している。
北アルプスでの遭難事故防止につなげようと富山・長野・岐阜の3県の山岳救助に当たる警察官などが平成22年から毎年開いている合同会議が開かれ、きょうは朝日町役場に警察・各県担当者など10人あまりが集まった。始めに参加者を代表して岐阜県危機管理部の泉正人次長が「それぞれの県の特性も共有しながら今後の事故防止につなげていきたい」と挨拶した。次に各県の警察が今年の山岳遭難事故の発生状況について発表した。この中で富山県警察本部の担当者は、今年9月末までに県内で発生した山岳遭難事故は111件と前年同期比5件増えたとした上で、その約6割が7・8月の夏山シーズンに発生していることや、約半分が立山・劔岳で発生していることなどを説明した。また会議では近年、道に迷って遭難する登山者が多いことなどについて話し合いが行われ、山で迷わないための入念な準備や迷っても引き返すことができるよう余裕を持った登山計画を作ってもらうなどの広報活動を許可する必要があることを確認した。
「こどもまんなか社会」の実現の一環として県が整備する施設は「富山県リハビリテーション病院・こども支援センター」の隣接地に新たに整備する計画。児童相談所・児童心理治療施設・学びの場の3つの施設の総面積は4,264平方メートル、工事費は概算で約37億円、完成は令和8年度末頃を予定しているという。3つの施設のうち児童相談所については、県内に2か所ある既存の施設の1つを移転改築することにしている。また、県内で初の施設となる児童心理治療施設は、社会生活への適応が困難になった子どもに対し、心のケアや生活支援などを行うことにしている。このほか、施設を利用することもに個別に教員が支援する「学びの場」も設けることにしている。
全国の天気予報を伝えた。
愛媛・新居浜市にある「おもちゃ図書館」。ここには、たくさんの手作りおもちゃがある。おもちゃを作っているのはボランティアで週に一度活動している。おもちゃ図書館を設立した松山明子さんは30年ほど前から新居浜市や市民の協力を得ながら活動を続けてきた。今作っているのは、じゃんけんサイコロ。おもちゃ図書館の運営、手作りの衣装で演劇、おもちゃを使った出前講座を行ってきたことが評価され、内閣総理大臣賞など数々の賞を受賞してきた。能登半島地震の被災地に手作りのおもちゃを贈った。
平成21年の11月28日、米どころとして知られる山形県庄内町で日本一おいしい米コンテストの決勝大会が開かれた。2年前に始まったコンテストで全国から351点の新米が出品され、この日、予選を通過した30点の審査が行われた。全国から抽せんなどで選ばれた15人が審査員になり炊きたてのごはんの香りや色艶それに味や食感を吟味し用紙に1位から5位まで記入していく。この年、見事日本一に選ばれたのは宮城県産のゆきむすびだった。
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平成23年11月28日、壬生の花田植と島根県に伝わる佐陀神能がユネスコの無形文化遺産に登録されることが決まった。壬生の花田植は田んぼに田の神を祭って豊作を祈願する行事で、飾り立てた牛が田んぼの代かきをしたあと美しく着飾った早乙女と呼ばれる女性たちが、歌を歌いながら苗を植えていく。一方、佐陀神能は島根県の佐太神社に伝わる神楽で七座・式三番・神能と呼ばれる3つの舞で構成されている。この形式の神楽は出雲地方だけでなく全国各地の里神楽に影響を与えたといわれている。
山形県の米コンテストは今週だと今まで500以上の米が集まってきたなどと米コンテストについてトークをした。映像はNHKアーカイブスからご覧いただけます。
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- NHKアーカイブスホームページ山形県
大雪山に程近い温泉地の北海道・上川町では今、古い空き家を活用したおしゃれなスポットが次々と生まれている。北海道のほぼ中央、人口およそ3000の上川町で去年できたアンティークショップへ。一点物の鏡や海外の薬箱などが並ぶ。オーナー・篤永靖彦さんは広告会社のプロデューサー。世界中で撮影をしながらアンティークを集めてきた。上川町の知り合いから数年前、広い空き家を活用できないかと相談を受けお店を開くことに。店主の水野聡子さんは大の植物好き。一風変わったケーキを出している。使うのはお花。材料はすべて植物性のローケーキ。火を入れず冷やして作るケーキで植物本来の色味を残すことができる。店主の淀大祐さんが作っているのは毎朝焼いているこだわりのベーグル。築60年以上の建物も2階は別のお店になっている。このホテルを改装した1人、志水陽平さん。地元のおじいさんが営んでいた薬局が廃業。3階建ての建物が町のシンボルにもなっていて、その面影を残そうと志水さんたちがリノベーションした。心がけたのは元のお店の素材をできるだけ捨てないこと。お店のリノベーションがきっかけで新たなリノベーションが始まっている。以前は本州にある登山者用の宿に勤めていたタサキアツヤさん。3年前に上川町の地域おこし協力隊として赴任。上川町は10年でおよそ20軒の建物が改装されるほどリノベーションが盛んな町。地域の人が気軽にリノベーションを相談でき古い家具を買いに来ることができるお店で活動の拠点も作ろうとしている。現在、開業に向け、使われなくなった家具などを回収中。