歩行者が、信号機のない横断歩道で渡ろうとしているときに一時停止した車の割合は、徳島県では44%あまりにとどまり、半数以上のドライバーが一時停止していなかったことがJAF(日本自動車連盟)の調査でわかった。半数以上のドライバーが一時停止をしておらず、全国平均の53%を8.6ポイント下回っている。警察によると、県内では去年1年間に横断歩道や横断歩道の近くで発生した車と歩行者の事故は55件あり、このうち5人が亡くなっているという。道路交通法では横断歩道を渡っている、または渡ろうとしている歩行者がいるときは、その手前で一時停止することが義務づけられている。JAF徳島支部は「ドライバーは歩行者への思いやりを持つと同時に、横断歩道の手前にある道路標識や表示に注意して運転してほしい。」と話している。