いわき市の「白水阿弥陀堂」では、シンボルとなっている「古代ハス」が生き物の食害などで減っており、地元の小学生たちがハスを守る活動を続けている。平安時代末期に建てられた、いわき市にある願成寺の「白水阿弥陀堂」は福島県内唯一の国宝の建造物で、シンボルの「古代ハス」はここ数年、カメやイノシシによる食害で減っている。地元の高坂小学校ではハスを守る活動を続けていて、きょうは5年生の児童たちが白水阿弥陀堂から分けてもらったハスから取った種を地域の人たちに分けてハスを増やそうと内郷郵便局に届けた。種は約1200粒用意され、ほかの4つの郵便局などにも置いて訪れる人に自由に持ち帰ってもらうことにしている。
住所: 福島県いわき市内郷白水町広畑219