体操男子団体の決勝。第1種目のゆかで、萱和磨は、安定した演技を見せた。続く橋本大輝は、最後の後方伸身3回ひねりをきれいに決めた。2種目目の鞍馬で、橋本大輝が落下し、日本は2種目終了時点で、3位に転落した。3種目目のつり輪で、谷川航は、落ち着いた演技と素晴らしい着地を見せた。前半を終え、日本は、トップの中国と3点以上差がある5位となった。第4種目の跳馬で、橋本大輝は、高難度の「ロペス」を決め、点差を縮めた。第5種目の平行棒では、得意とする萱和磨が美しい演技を披露し、高得点をマークした。5種目終了時点で、日本は2位につけるも、トップの中国とはこの日最大点差の3.267となった。最終種目の鉄棒で、鉄棒のスペシャリスト・杉野正尭がF難度「ペガン」を成功させ、着地も止めた。中国の選手は、2度落下した。橋本大輝が最後の着地を止め、2大会ぶりの金メダルを獲得した。