次の宿場は、沼津宿。月が描かれている唯一の作品で、風景の方角的に西の空に満月がのぼるという日常ではあり得ない広重ならではの構図になっている。現在も狩野川の姿はそのまま残っていて、面影が感じられる。13番目は原宿。ダイナミックな富士山が特徴的で、あえて枠からはみ出して描くことで、大きさが表現されている。着物には、「ヒロ」を組み合わせたマークが入っていて、広重の宣伝だという。現在も大迫力の富士山を眺めることができる。
住所: 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
URL: http://www.okada-museum.com/
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