クレジットカードやローンの返済状況、債務をもとに個人の信用取引での信用度を数値化した「信用スコア」。CICが先月28日から信用スコアを希望者に提供するサービスを始めた。ネットや郵送で一定額を払うとスコアを見ることができる。実際のスコアを紹介。信用スコア提供の目的としては、消費者側では過剰な借り入れを防止する狙いが。企業側ではカードの審査や融資の判断がより適切にできるようになる。京都大学・岩下直行教授は「金融取引に近い範囲では活用できるのではないか。利用範囲を限定することが重要」と指摘している。アメリカなどでは賃貸契約などで活用が進んでいるという。