メジャーリーグアストロズからFAとなっていた菊池雄星投手が、エンゼルスと3年総額およそ97億円で契約合意したと複数の現地メディアが伝えている。メジャー6年目の菊池雄星はブルージェイズで開幕を迎えたが4勝9敗。7月末にアストロズへトレード移籍すると強豪チームで覚醒し、10試合で5勝1敗、防御率2割7分と好投。チームの地区優勝に貢献した。エンゼルスといえば昨シーズンまで大谷翔平が所属していたチーム。岩手・花巻東高校の先輩と後輩が1年後に入れ替わるように所属する形となった。大谷翔平は史上初の50−50を達成した。一方、大谷が抜けたエンゼルスは球団ワーストの99敗を喫し、25年ぶりに地区最下位に沈む屈辱的なシーズンに。そんな中エンジェルスは2019年ホームラン王のJソレア、通算97勝のヘンドリックス投手などFA選手を菊池投手を含め5人も獲得。積極的に補強を続けている。