来年秋に健康保険証とマイナンバーカードと一体化する政府の方針を巡っては、与野党双方から廃止時期の延期も含めた見直しを求める声が出ている。岸田総理大臣は「引き続き関係者や現場の声を聞きながら考えていきたい」と話し、近く関係閣僚と詰めの協議を行うとしている。来年秋の廃止は6月の法改正に伴って決まったばかりで「延期すればかえって関係者の混乱を生む」として、資格確認書の有効期限を延ばす案も出ている。岸田総理は関係閣僚との協議を経て対応が決まれば会見を開き、みずから国民に説明する方針である。
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