厳しい状況に見える海外での出稼ぎだが、その一方で引っ張りだこになっている日本人がいる。それは寿司職人。例えば中東ドバイの一等地にある日本料理店。本マグロの赤身が1貫3000円という高級店には、ドバイの王族から世界的アーティストまで様々なVIPがお忍びで通う。つい先日、サッカー界のスーパースター・イニエスタも来店した。そんなセレブに愛されている店には、日本から来た寿司職人が15人も在籍。料理長を務めている行方崇。寿司職人歴10年、3年前からドバイで働いている行方にとって何が最高なのかというと、給料は月130万円以上だという。それ以上に驚くことがたくさんあった。