川本喜八郎は38歳で全ての仕事をなげうってチェコスロバキアへ。ディズニーと双璧をなすと言われた人形アニメの巨匠のイジー・トルンカ。彼に直接教えを乞うた。そして憧れのトルンカに、日本で作ってきた人形絵本や、映像作品をみせたとき、西洋の人形ばかりで伝統を大切にしていないのか?と言われた。日本人である自分が目指すべき人形芸術とはなにか?当時は日本人がほとんどいない国でひたすら人形と向き合い、2年間自費で修行を続けた。帰国すると、テレビ番組の仕事をこなしながら誰のためでもない、独自の人形芸術を作り上げた。
