55年分の貴重な映像から歴代の館長たちの姿や思いを描いた映画「原爆資料館 語り継ぐものたち」。次世代へと伝え続ける人々の舞台裏とは。おととい、都内のミニシアター「ポレポレ東中野」で公開された映画「原爆資料館 語り継ぐものたち」。広島平和記念資料館(通称・原爆資料館)の歴代館長たちが命を削って守り続けてきたことは何なのか。監督を務めたのは広島ホームテレビ・立川直樹監督と斉藤俊幸監督。原爆資料館は1955年に開館した。初代館長となった長岡省吾さんは、元々地質学者として広島市内の原爆で溶けたがれきを収集して研究を行っていた。集めた資料をもとに原爆資料館を開館した思いは、被害の実相を伝え、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現のためだった。広島生まれの齊藤監督にとって、原爆資料館は身近な存在だったが、2023年5月19日、その日の資料館はいつもと違っていた。
