和島英樹さんとマーケットの動きを見ていく。アメリカでは小売売上高が予想を上回ると金融引き締め長期化が懸念される中、長期金利は10ヶ月ぶりの高水準となっている。銀行経営の不透明感や中国の景気懸念も背景にアメリカ株が大幅に下落し、日本でも景気敏感株を中心に大きく反落している。外部環境を受けた売りとなっている。また、格付けを行うフィッチ・レーティングスがJPモルガンなど大手金融機関にも格下げを行うとの情報が一部に出たことで混乱が広がっていること、中国の工業生産高を受けて欧州に動揺が広がったことも背景にあると見られる。また、注目株は商船三井で業績が厳しいにも関わらずアナリストからは最悪期を脱出しつつあるとの見方がありそれほど下がっていないと紹介した。