日本競輪選手養成所に密着今年は93人が入所した。賞金を得たいものや名誉を得たいものもいるが「父を超える」という目標を持った市田龍生都を紹介する。父は生涯獲得賞金約8億3000万円の元競輪選手の市田佳寿浩さん。2017年に右足股関節周辺を骨折、家族会議で34歳で現役引退を決めた。その無念を晴らすべく市田龍生都さんは養成所に入り1週間で第1回記録会で父に挑む。4種目で基準タイムをクリアすれば早期卒業が可能になる制度ゴールデンキャップを獲得となるが父は成績1位で卒業していた。市田さんは激走し驚きの記録をたたき出す。