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「帯広刑務所」 のテレビ露出情報

懲役刑と禁錮刑が廃止され、来月からは拘禁刑というものが導入される。東京・府中市にある府中刑務所は約1800人の受刑者を収容する。来月から導入される拘禁刑を見越し、高齢受刑者の体や脳の働きを高めるための取組が行われている。府中刑務所では、65歳以上の受刑者の割合は約2割で高齢受刑者の増加が大きな課題になっている。
国は2022年、100年以上続いた懲役刑と禁錮刑を廃止し、新たな拘禁刑と呼ばれる刑罰を導入することにした。背景には受刑者の再犯率の高さがある。再犯を防ぐなどの目的で拘禁刑が導入されることになった。一体何が変わるのか。これまでの懲役刑は懲らしめる意味合いが強く、刑務作業の義務があった。拘禁刑では刑務作業の義務がなくなる。受刑者を24グループに分類し、高齢受刑者は身体機能を向上させるプログラムを受けたりする。出所後に必要な技能・知識の習得を重視されることになった。今回が9回目の服役だという86歳の受刑者は「もう一度ね 人間らしい生き方をして惜しまれる人材になって私は死にたいと思う」などと語っていた。
拘禁刑の導入を見越した取り組みは他の刑務所でも。北海道・帯広市でじゃがいもの作付けに汗を流すのは50代の受刑者A。刑務所に入るのは6回目。Aが普段生活しているのは、帯広刑務所。そこから500mほど離れた畑は、周囲に塀はなく、すぐとなりは一般の道路。これも拘禁刑の一つ、開放的処遇という取り組み。脱走対策も徹底している。Aが参加しているのは野菜担任制というプログラム。この日は受刑者が考えた1年間のプランを発表する日。発表後、刑務官からの厳しい指摘に悔しさをにじませるA。求められるのは自分で考えて行動すること。
今月12日、冬が終わり迎えた春。Aの姿は刑務所内の農場にあった。Aが育てると決めた落花生やかぼちゃの苗には芽がでていた。農業を学びながらスケジュール管理も自分たちで。出所後について聞くと「小さい畑でもいいから自分でやってみようかな」などと話していた。拘禁刑導入に向けて変わり始めた刑務所について受刑者Aは「いままでの刑務所の仕事と言ったら言われたことをただ毎日やって日々を過ごしてシャバに戻ればいいという気持ちのほうが強かった」「受刑者側からするとすごくありがたい」と話した。喜入友浩は、現場では不安もあるようである刑務官は、いままでの考え方を180度転換させる必要がある、その変化に自分たちが耐えられるか不安だと反していたと紹介した。
住所: 北海道帯広市別府町南13-33
URL: http://www.moj.go.jp/KYOUSEI/KEIMUSAGYO/sagyo/sisetu_obihiro.html

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