大相撲で大関復帰を目指していた関脇・貴景勝が秋場所3日目のきょうから休場することになった。貴景勝は通算で30場所務めた大関から関脇に陥落し、秋場所は10勝以上を挙げての大関復帰を目指していた。しかし、持ち味の突き押しに力強さがなく、初日から連敗と苦しい土俵が続いていた。貴景勝は日本相撲協会に届け出て、秋場所3日目のきょうから休場することになった。師匠・常盤山親方によると、きのう貴景勝から「首の状態がよくないので休場させてほしい」と申し出があったという。再出場はしない方針だということで、今場所後の大関復帰はならず、平幕に番付を落とすことになる。常盤山親方は今後について「これから話し合っていく。本人の気持ちを尊重してあげたい。」と話すにとどめた。