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「常陸大宮(茨城)」 のテレビ露出情報

化学的に合成された肥料や農薬を使わない有機農業は、以前は個人の農家による取り組みが中心で、市場への流通が限られていた。こうした中、国が生産を拡大する目標を掲げ、より大規模な生産と流通が始まっている。茨城県で取材した。大手スーパー。この5年で、有機農業による野菜の販売を増やし、現在は常時およそ30品目を扱っている。価格は一般の野菜よりも少し割高だが、健康志向の強い高齢者や子育て世代を中心に需要は伸びると見ている。有機野菜の売り上げはグループ全体でこの3年は10%ずつ伸びている。有機農業は、化学的に合成された肥料や農薬を使わないといった定義が定められている。国は環境への負荷を抑える持続可能な農業として広めようと、農地の1%に満たない有機農業の面積を2050年までに25%に高める目標を3年前に掲げた。こうした中で、茨城県は生産者への支援を開始。農業用ハウスの購入費は国と合わせて7割を補助している。この補助を受けた農業法人では、2年前、常陸大宮市に61棟に上るハウスを建設。生産する野菜はほぼすべてほうれんそうとコマツナに絞っている。大手スーパーからの大量注文を受けていることで、生産の効率が高まり、収益性が上がってきている。さらに、有機農業で使う自然由来の有機肥料は、地域で手に入るものを調達している。それがこちら。きのこの一種、舞茸を育てるために用いる菌床。菌床は、おがくずやおからなど豊富な栄養分を含むが、再利用できないため、このきのこ園では毎日700個を廃棄せざるをえない。この菌床を有機肥料として活用したいという農業法人からの申し出で、格安で譲ることにした。現在、化学肥料はほとんどを輸入に頼り、価格が高騰している。コスト面からも、有機農業が有利な状況が生まれてきている。生産の拡大によって、割高だった有機農業の野菜の価格も、徐々に低下していくことが期待される。生産と販売のサイクルがうまく回り始めた有機農業。茨城で急拡大していくのか、転換点を迎えている。有機農業を巡っては、トマトやナスなどの野菜が栽培が難しいとされていて、茨城県ではこうした野菜作りへの技術的なサポートも進めていくことにしている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月29日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
令和3年産のコメ「古古古米」は、今後、政府が随意契約で売り渡す予定の備蓄米。中小のスーパーなどは随意契約での備蓄米売り渡し対象で、大手小売業者よりも古い令和3年産のコメ「古古古米」となっている。茨城県内のスーパーの店長は「(令和)4年産かたや3年産だったら、4年産の方に行くのはお客さんとしては当たり前。備蓄米を仕入れることに関してはどうしても慎重にならざるを[…続きを読む]

2025年5月9日放送 20:45 - 21:00 NHK総合
首都圏ニュース845(ニュース)
茨城・常陸大宮市で地元の小学生があゆの稚魚を川に放流した。毎年この時期に体験授業を行っている小学校では4~6年生の児童が稚魚約2000匹を放流した。

2025年1月27日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
農業経営で優れた功績を挙げた農家や団体を表彰する日本農業賞で耕作放棄地を解消したなどとして切り枝を生産する茨城県の団体が大賞に、江戸川区の小松菜を生産する団体が特別賞に選ばれた。集団組織の部で大賞に選ばれたJA常陸奥久慈枝物部会は地域の耕作放棄地を活用し枝物栽培を広げ250品目以上を栽培し一大産地になったことなどが評価された。また江戸川区が発祥の小松菜農家の[…続きを読む]

2024年9月19日放送 7:45 - 8:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
9月21日は国が定めた「認知症の日」。厚生労働省の研究班によると、認知症の高齢者は来年には471万6000人余となり、今後さらに増加していくと推計されている。茨城県では自治体が主導して予防の取り組みを行っている。茨城県常陸大宮市が主催している認知症予防教室を取材。月に2回の教室では、簡単な計算や講師からの指示を理解して手足を動かしてもらう体操などを行う。市で[…続きを読む]

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