裁判などの刑事手続きに犯罪被害者や遺族がどう関わるか。法務省の諮問を受け、来月から有識者を交えた議論が始まる。焦点は公判前整理手続きへの参加。3年前に殺人事件で娘を亡くした男性は、被告の裁判の情報を知りたいと考えたが、1年3か月にわたる公判前整理手続きの期間に十分な情報が得られず、蚊帳の外に置かれた心境だった。事件から2年8か月たってようやく裁判が開始。男性は意見陳述し厳罰を求めたが、検察の求刑や刑の重さに納得がいかないという。一方、被害者や遺族が公判前整理手続きに参加することに慎重な意見もある。
