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「平成中村座」 のテレビ露出情報

今年姫路城は日本初の世界遺産から30周年を迎えた。この特別な年を記念して始まったのが歌舞伎の劇場の建設。平成中村座は江戸剤代の芝居小屋を模した移動式歌舞伎専用劇場で、今回の現場は姫路城三の丸広場でかつて殿様の御殿があった一等地。中村屋にとっても今回は特別な意味があり、中村座は江戸時代の芝居小屋の雰囲気を現代に蘇らせたもので、当時の錦絵にも中村屋で職を楽しむ様子が。今回は食事や酒も解禁され、本来の中村座の魅力が戻ってくる。4月末には、平成中村座が堂々たる姿を表した。中村勘九郎は姫路城と中村座の光景に驚いたが、周囲にビル群が見えないのは今回が初めてで、江戸時代の風景そのもの。姫路の街は大変な熱気に包まれ、アーケードには2万5000人の人々が集結。中村勘九郎、中村七之助、その役者たちがパレードを行った。公演日数は23日。チケットは完売している。
5月1日に七之助は姫路城の天守閣にいたが、天守に祀られる刑部神社にお参りしにやってきたが、この天守が七之助が主演する演目の舞台。天守物は姫路城の伝説をもとに文豪・泉鏡花作の戯曲を歌舞伎化した姫路城天守が舞台の演目。歌舞伎の初演で、主役の富姫を演じたのは人間国宝の6代目中村歌右衛門。戦後女形の最高峰とまで言われた。その役は四代目坂田藤十郎に受け継がれる。1977年には坂東玉三郎が受け継いだ。以来45年間は坂東玉三郎以外考えられないと言われこの役を他に演じるものは現れなかった。この役を演じるということは歌舞伎の歴史を動かすと言っても過言ではないという。近年は女形として目覚ましい活躍をみせてきた七之助は大役中の大役の助六の揚巻を歌舞伎座をつとめ喝采を浴びるなどし、歌舞伎界を代表する女形の一人。その実力を玉三郎も認め大事な時には駆けつけ厳しく稽古をつけてくれていたという。玉三郎は勘九郎と七之助の父の勘三郎と仲が良かったという。2人が共演する舞台は大喝采を浴び不動の人気をほこっていた。しかし11年前に勘三郎は病に倒れ53歳でこの世を去った。偉大なる父を失った七之助に寄り添い親身に芸を伝えてくれたのが玉三郎だったという。しかし天守物語の富姫だけは玉三郎のもので、自分が演じることなど、考えてもみなかったという。勘九郎は長年この役は触れてはいけないアンタッチャブルの領域のものとされていたが、それではもったいないと感じ、どうには姫路城で公演することを今回玉三郎に打診した。玉三郎はその返事に賛成したという。七之助は覚悟を決め、玉三郎が演出を務めてくれるという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月22日放送 21:58 - 23:32 フジテレビ
密着!中村屋ファミリー(密着!中村屋ファミリー)
姫路城での23日間の公演は大盛況となり、チケットを持っていない人も役者たちを見ようと毎日大勢集まった。僅かな当日券を求めて立見席にもかかわらず行列ができていた。建物の裏側にも人だかりがあり、建物の扉が開くラストシーンを見ようと待っているという。そして千秋楽を迎え、勘九郎と七之助は姫路城の天守の最上階にいた。勘九郎はコロナ禍もあり難しい中で歌舞伎を受け継ぐこと[…続きを読む]

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