徳島・美波町の大浜海岸はアカウミガメの産卵地として知られ、国の天然記念物となるとともに産卵シーズンとなる5月20日~8月20日をウミガメの保護期間として上陸の回数などを数えている。今年は上陸7回・産卵5回確認され、いずれも同じ個体とみられるが、これは日和佐うみがめ博物館カレッタによると昭和25年以降で過去6番目に少ないものとなっている。最も多かった昭和43年は300回を超える上陸があったが、2年前は上陸が0回となるなど低迷が続いている。平手康市館長は大浜海岸と人の生活圏は距離が近く、街の光の使い方を考えていくべきではないかとコメントしている。