料理愛好家・平野レミのルーツに迫った。威馬雄が22歳の時、友人の詩人・サトウハチローらと雑誌を刊行。文筆活動に勤しんだ。程なく威馬雄は結婚し、家庭を築いた。しかし、平野家は窮地に陥る。駒がヘンリーの遺してくれた財産を失ってしまったのだ。財産の管理を任せていた親族に使い込まれ、駒は心労で寝込んでしまった。さらにその頃、威馬雄は重度のコカイン中毒に陥っていた。鼻風邪に効くからと友人に進められたのがきっかけだった。これをきっかけに妻との仲も破綻した。荒みきった威馬雄に運命の出会いが訪れる。ふと立ち寄った下町のバーで働いていた女性・田熊清子。後の平野の母。威馬雄を献身的に支え、コカイン中毒から救った。
