広島ではカタクチイワシを「小イワシ」と呼ぶ。広島の人はみんな小イワシを器用にさばける。使うのはPPバンド(ナイロン製テープ)。テープで輪っかを作り、イワシの頭側に当てて尻尾まで引くと簡単にさばける。スーパーの鮮魚コーナーでは朝どれ小イワシがたくさん販売されていて、すぐ横には無料のPPバンドが置かれている。さばいたものを洗えば鯛のような味になる。小イワシを刺身で食べるのは広島独特の習慣。旬は6月中旬~7月中旬。広島では昭和40年代から小イワシ漁が盛ん。バンドでさばく方法は近所の噂を通じて広まった。
