投開票まであと4日となった東京都知事選挙で各陣営のSNS戦略を取材した。自宅を紹介する動画などをSNSに投稿している小池百合子氏は他にもこれまでの実績などを伝えるAIゆりこなどSNSでの発信に力を入れ中には再生回数が1700万回を超えるものも出ている。制作の裏側は演説会の直後控室でスタッフがパソコンと向き合い演説会の映像から使いどころ探しが始まっていた。前参議院議員の蓮舫氏は視聴者とリアルタイムでやり取りができるライブ配信に力を入れていた。鋭く切り込む様子から怖いイメージを持たれがちだというが自然な姿を見せて有権者との距離を縮める作戦という。これまでも積極的にSNSを活用してきた広島・安芸高田市の前市長石丸伸二氏の戦略は演説の様子を人々に撮影してもらい投稿を増やし拡散させることでYouTubeで「石丸伸二」と検索してみると再生回数100万回を超える動画もあり選挙戦略担当の藤川氏は「一番駆使できている人間だからストレートに効果がでている」と話した。元航空幕僚長の田母神俊雄氏は「としおのぼやき」というタイトルの動画を投稿、田母神が短い時間で自由に語るシリーズだという。撮影はぼやきを4分あったものを短くして素の部分を出すことに終始して伝えることをメインとしているということ。