今年は終戦から81年。当時を知る人が少なくなる中、AIを使った記憶の継承が進められている。一方で、AIが歴史的事実を作り変えてしまう問題もあり、警戒の声が上がっている。ドイツ西部にある歴史博物館でホログラムとして映し出されているのはナチス・ドイツの強制収容所から生還したエファ・ヴァイルさん。本人は91歳で証言することが難しくなった。ホログラムにはAIが搭載されており会話することができる。AIは答えを生成しているわけではなく、収録された想定質問に対する回答から最適な答えを導き出している。一方で、AIにより歴史が作り変えられる危険性もある。アウシュビッツ強制収容所ではユダヤ人ら約110万人が犠牲となった。この場所での出来事としてSNSで拡散され偽画像がある。AIによって生成されたとみられる去年5月ごろから増加、日々精巧になっているという。日本でも広島や長崎の偽画像が確認されているが、規制が難しく歯止めが聞かない状況。
