水が底をついていると国交省が警鐘を鳴らした岐阜県の御母衣ダム。岐阜県と富山県を流れる庄川の最上流部にあり、満水時の水位は760m、利用できる水深は65m。ダムの最低水位は695mだが、今日の水位は696.35mしかない。ドローンを飛ばして撮影すると、橋やレールのようなもの、建物が建っていた基礎などが見られた。御母衣ダムは1960年に完成、日本初の大規模ロックフィルダムで、建設当時は東洋のピラミッドとうたわれた。ダム建設前の写真では山間に集落や田んぼが広がっていることが確認できる。ダム湖の底には集落の痕跡とみられる景色が広がっていた。御母衣ダムの水不足が深刻化していることで、庄川の水を農業用水として使う農家からは不安の声が上がっている。富山河川国道事務所は、御母衣ダムとは別のダムにはまだ水が残っていると伝えた上で、今後の節水について検討するとしている。
