視聴者からの「NHKのど自慢で歌い終わるとなぜ鐘を鳴らすの？」という質問。香川・高松市で行われた予選会に訪れいた方々に聞いてみたが誰も知らなかった。正解は「結構ですが合格か不合格かまぎらわしかったから」。NHKのど自慢は1946年にラジオ第一放送で開始。1日に300人ずつ予選会を行い、合格者だけが番組に出演できるシステムだった。1953年にテレビ放送が開始した。当初は鐘は使われていなかった。司会者が合格の場合は「おめでとうございます。合格です」と伝え、不合格の場合は「もう結構です」と伝えていた。この言葉を合格と勘違いしてしまったケースが続出した。そこで鐘を叩くことになった。鐘はチューブラーベルという楽器。
「NHKのど自慢」の楽しみの1つ目はゲストと出場者のからみ。出場者がゲストの歌を歌うと、ゲストが異常に興奮するという。小林幸子が興奮する様子を紹介した。2つ目は、出場者の人間ドラマが見ることができるという。香川・高松市で行われた予選会の現場を密着。予選会に出場するのは書類選考で選ばれた200組。午後0時予選会がスタート。トップをきるのは番組若手ディレクター。本人お得意の曲で参加者にお手本を見せる。1時間に50組という速さで審査が行われていく。司会の廣瀬智美アナは予選会で歌った人を1人人取材。プロフィールや選曲理由を取材。これも審査の対象になっている。午後5時半、結果発表。その後。本番の説明会や、本番で紹介するための取材が行われる。審査は別室で行われ鐘の数とタイミングが告げられる。