けん玉が競技として世界的ブームとなっている。広島・廿日市市では夏にけん玉ワールドカップが開かれ、16の国や地域から約1000人が集結した。約20年前に来日したアメリカのプロスキーヤーがけん玉をする映像をDVDの特典映像に入れたことが世界的ブームとなったきっかけと言われている。ワールドカップで2年連続3度の優勝を果たしたけん玉界のホープ・五十嵐拓哉選手はライバルがいないことで引退も考えていたが、今大会は中1の川本くんが優勝し2位となった。五十嵐選手は引退はせず来年優勝することを目標に掲げた。五十嵐選手は勝ち負けじゃなく自分の感情をどうコントロールするかをけん玉で挑戦できるところが魅力と語った。