全国ではインフラの老朽化問題が社会問題化している。2016年にはJR博多駅で大規模な崩落事故が発生。また2024年には千葉県市原市の国道16号が陥没。今年2月には埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生し、原因はいずれも水道管などの老朽化。こうした陥没事故は年間1万県になると言われる。そんなインフラ老朽化の救世主となるロボットが。配管くんは自律走行可能なロボットで10~15センチの配管を検査できる。そして関節部分の車輪を配管内におしつけて垂直の走行も可能。さらに小型カメラとLEDを搭載していることで、暗い配管の中でも状況を把握できるという。以前は広範囲を掘り起こして点検していたがピンポイントで不備をみつけて掘り起こして修復。開発したのは弘栄ドリームワークス。2019年に創業し、社員数は14名。代表の船橋吾一さんは放送の反響で売り上げが10倍以上に伸びているという。その売り上げも去年には6億円を突破。今年は9億円を目指すまでに。
弘栄ドリームワークスの進化した配管くんI型 version4は以前のものよりも小さくなり、コンパクトになったことで、7.5センチから10センチと細い配管にも使用可能。また操作もゲームのコントローラーで簡単に使用できるように。
弘栄ドリームワークスの進化した配管くんI型 version4は以前のものよりも小さくなり、コンパクトになったことで、7.5センチから10センチと細い配管にも使用可能。また操作もゲームのコントローラーで簡単に使用できるように。
住所: 山形県山形市風間地蔵山下2068
