解説者の宮崎良太さんとミドルシニアの転職情勢について伝えていく。給料の面から転職しようと考えても踏み切れずにいるとの声や、パートから正社員になれる方法が知りたいという声が聞かれている。専門家は正社員になる方法について就きたい職種を定めて頑張ったことを振り返ることが重要としていて、資格を取ること以上に経験は重視されるとしている。宮崎さんは家事や子どもの世話などは時間管理能力やマルチタスク能力につながると言われ、多様な人間関係は周囲との連携力につながると評価されるのだと紹介。島根県在住の視聴者からは地方だと転職先が限られてしまうのではないかとの声が聞かれたが、厚労省の有効求人倍率は福井県が1.85倍・島根県は1.53倍などに対し、東京都は1.1倍・大阪府は1.04倍など地方の方が求人倍率は高く、あハローワークや縁故採用、他企業の関係者に推薦してもらうリファラル採用など様々な方法もあると紹介している。社会保険労務士の影山祐子さんは10人前後の企業であれば負担は大きいが会社の中心となれる可能性があり、中堅であれば事業が安定しているが出番は少なくなりやすいと紹介している。年齢や性別による人事の壁についての質問について、宮崎さんは本来は労働試作総合推進法によって年齢の制限は禁じられているが、現状は年齢で採用を控える企業は存在しているといい、ミドルシニア層は年収層が高いことで企業側も採用をためらいやすいこともあるとしている。専門家は書類段階での合否は企業とのマッチングが上手く行かなかったこともあるので力不足というわけではないと伝えている。