全国にある街の書店の数。2013年度:1万5621店舗、2023年度1万927店舗/日本出版インフラセンター。10年で約5000店舗減少。書店が1店舗もない自治体は27.7%。本との出会いを守るために生まれた新たな書店のかたちとは。東京・神田神保町に今村翔吾が書店を開店。その名は「ほんまる」。364の棚が並んでいる。1つ1つが書店。入会金などを支払って、本棚を借りた人がおすすめの本などを販売。新しい形の書店、シェア型書店。ウェークアップのパートナー・山崎怜奈の棚を紹介。今村翔吾は「本でつなぐ輪という意味も含めてほんまるという名前で、出版の灯を絶やさないための反撃に出ようと思っています」とコメント。
書店の減少は地方に限らず、東京でも進んでいる。東京都:2013年1797店、2023年1176店/日本出版インフラセンター。経産省によると、書店減少の理由はインターネットでの書籍販売が増加しているため。齋藤経産相は「省内横断の組織として街の書店を振興するプロジェクトチームを設置します」とコメント。書店は教養を高める基盤で地域文化を進行する重要拠点と位置づけ国も動き始めた。
東京・千駄木にある従来堂書店を紹介。従来堂書店・笈入建志は「売り上げで言うとだいたい5%とか下がっています」とコメント。売り上げを支えていた雑誌、コミック、文庫本が年々売れなくなってきている。そこで、棚に工夫が…。1冊1冊が面白そうに見える工夫。江戸時代の文化をテーマにした棚の上の棚には落語を。下には街歩きに観光ガイド。昭和の東京の町並みが写真でわかる本に、オーバーツーリズムを考える書籍も並ぶ。ジャンルに囚われることなく、興味や関心がつながっていくような棚をつくっている。写真集が発売されるとその作者を店に招き、写真教室を開くなどイベントも開催。
永田町にも近い東京メトロ溜池山王駅の構内にある書店は店員がいない無人の書店・ほんたすためいけ。入店方法はLINEアプリから友だち登録し贈られてきたQRコードをセンサーにかざす。広さ約50平方メートルの店内。1番目に付くところに並べられているのがビジネスマンが多い、地域だけあって、今社会のトレンドが分かる書籍。会計はキャッシュレス。なぜ無人なのか?。ほんたす・南光太郎ブランドマネージャーは「需要が低下しつつあって書店がなくなってきている、10年後20年後に後継者がいなくなっているところもかなり課題があって、それも含めた持続可能ということを考えた」とコメント。
グラスを傾けながら本の話題で楽しめる。約1000平方メートルに10万冊の品揃え。大垣書店麻布台ヒルズ店は去年10月にオープン。出店した理由は麻布周辺の書店が姿を消したから。キーワードにしているのがご近所。大垣書店麻布台ヒルズ店・大垣交右副店長は「本というのは毎日ずっと売れていかないとダメな商品ですので、そういう意味ではご近所の方が望むものをちゃんと提案することが重要」とコメント。麻布周辺にはデザイン事務所が多いことから、美術書を数多く取り揃え、絵本コーナーやギャラリーも設けた。ご近所の人たちに集まってもらうことが大切。バーにもそういう思いがあった。
兵庫県豊岡市にも本が取り持つご近所付き合いの場があった。だいかい文庫を紹介。店番をしているのは看護師やソーシャルワーカー。医療について孤独や孤立などに関する悩みを相談できるケア施設。地域の図書館として大切な拠点になっている。棚を借りた人が自由に本を置き、訪れた人に貸し出している。館長が選んだ書籍を販売。館長は公衆衛生を専門とする医師。だいかい文庫・守本陽一館長(医師)は「ここに来たら本を通じながら相談してくれたり、仲間を見つけることが回復のきっかけになったりして、ここからまた街に戻っていく」とコメント。本が処方箋になっている。
書店の減少は地方に限らず、東京でも進んでいる。東京都:2013年1797店、2023年1176店/日本出版インフラセンター。経産省によると、書店減少の理由はインターネットでの書籍販売が増加しているため。齋藤経産相は「省内横断の組織として街の書店を振興するプロジェクトチームを設置します」とコメント。書店は教養を高める基盤で地域文化を進行する重要拠点と位置づけ国も動き始めた。
東京・千駄木にある従来堂書店を紹介。従来堂書店・笈入建志は「売り上げで言うとだいたい5%とか下がっています」とコメント。売り上げを支えていた雑誌、コミック、文庫本が年々売れなくなってきている。そこで、棚に工夫が…。1冊1冊が面白そうに見える工夫。江戸時代の文化をテーマにした棚の上の棚には落語を。下には街歩きに観光ガイド。昭和の東京の町並みが写真でわかる本に、オーバーツーリズムを考える書籍も並ぶ。ジャンルに囚われることなく、興味や関心がつながっていくような棚をつくっている。写真集が発売されるとその作者を店に招き、写真教室を開くなどイベントも開催。
永田町にも近い東京メトロ溜池山王駅の構内にある書店は店員がいない無人の書店・ほんたすためいけ。入店方法はLINEアプリから友だち登録し贈られてきたQRコードをセンサーにかざす。広さ約50平方メートルの店内。1番目に付くところに並べられているのがビジネスマンが多い、地域だけあって、今社会のトレンドが分かる書籍。会計はキャッシュレス。なぜ無人なのか?。ほんたす・南光太郎ブランドマネージャーは「需要が低下しつつあって書店がなくなってきている、10年後20年後に後継者がいなくなっているところもかなり課題があって、それも含めた持続可能ということを考えた」とコメント。
グラスを傾けながら本の話題で楽しめる。約1000平方メートルに10万冊の品揃え。大垣書店麻布台ヒルズ店は去年10月にオープン。出店した理由は麻布周辺の書店が姿を消したから。キーワードにしているのがご近所。大垣書店麻布台ヒルズ店・大垣交右副店長は「本というのは毎日ずっと売れていかないとダメな商品ですので、そういう意味ではご近所の方が望むものをちゃんと提案することが重要」とコメント。麻布周辺にはデザイン事務所が多いことから、美術書を数多く取り揃え、絵本コーナーやギャラリーも設けた。ご近所の人たちに集まってもらうことが大切。バーにもそういう思いがあった。
兵庫県豊岡市にも本が取り持つご近所付き合いの場があった。だいかい文庫を紹介。店番をしているのは看護師やソーシャルワーカー。医療について孤独や孤立などに関する悩みを相談できるケア施設。地域の図書館として大切な拠点になっている。棚を借りた人が自由に本を置き、訪れた人に貸し出している。館長が選んだ書籍を販売。館長は公衆衛生を専門とする医師。だいかい文庫・守本陽一館長(医師)は「ここに来たら本を通じながら相談してくれたり、仲間を見つけることが回復のきっかけになったりして、ここからまた街に戻っていく」とコメント。本が処方箋になっている。
住所: 東京都文京区千駄木2-47-11
URL: https://ohraido.com/
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