死者、行方不明者が63人に上った御嶽山の噴火からきょうで10年。全ての登山口から山頂を目指せるようになって登山者が戻りつつある中、緊急事の避難施設の整備や火山活動に関する情報提供のあり方など更なる取り組みを進めていくことが求められている。麓の長野・木曽町と王滝村では安全対策を進め、噴石などから身を守るシェルター7基を設置、火山の活動状況などを伝える防災無線を整備。先月末までに王滝村側の山頂を訪れた人は6906人と規制解除前の約8倍に上った。遺族などはさらなる避難施設の設置などを求めている。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.