きのうNASAが、2023年夏が1880年の集計開始以来、夏季として過去最高の平均気温を記録したと発表した。平均的な夏季気温は1951年~1980年を基準に比べると2023年6~8月は1.2℃高かった。ハワイの山火事、カナダの山火事、チリの豪雨、ギリシャの熱波は暑さが要因になったとNASAが説明している。東京はきのう最高気温が32.7℃で、30℃以上の真夏日が今年82回目となった。きのう埼玉・志木市の志木市立宗岡第二小学校では、体育の授業中に熱中症と見られる症状で児童11人が病院に搬送された。9月4日~10日、熱中症による緊急搬送人員は全国で2295人、前年同時期の約1.5倍に増えた。森朗さんは、今年の暑さは“しつこい”とし、3連休も熱中症と天気の急変に注意が必要と呼びかけている。