天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、能登半島地震からの復興状況を視察するため、今月28日から石川県を訪問される。愛子さまにとって初めての単独での地方公務で、被災地訪問も初めて。今日午前、勤務先の日本赤十字社に向かわれる愛子さまは、今月28日から1泊2日の日程で石川県志賀町と七尾市を訪問されることが発表された。愛子さまにとって初めての被災地訪問で、お一人での地方公務も初めてのこと。この能登の被災地には、両陛下も今年3月と4月の2度訪問されている。両陛下は珠洲市や輪島市など被害が大きかった地域に足を運び、避難所で被災者を見舞われた。今回、愛子さまは志賀町を訪れる予定で、被災した人たちが運営する仮設店舗を視察するほか、町の被災者支援センターで支援者らをねぎらわれる。また七尾市では2007年の能登半島地震の復興支援のために創設されたテニスの国際大会を観戦するほか、旅館の経営者などから復興に向けた取り組みを聞かれるという。