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「性暴力被害ワンストップ支援センターとやま」 のテレビ露出情報

性被害の相談先として全国の都道府県に設置されているワンストップ支援センターに「男性も被害を相談していいんだ」という声が寄せられている。NHKが全国のセンターにアンケート調査したところ男性の性被害の相談が増加していることが分かった。NHKが全国52のワンストップ支援センターに行ったアンケートの結果によると、男性の被害に関する相談件数は性別の内訳を回答した35のセンターだけでも、合わせて昨年度2467件と前の年度の1.5倍近くに増加している。相談の内容は性的暴行や体を触る行為などさまざまで旧ジャニーズ事務所の性加害問題で男性の被害が取り上げられた影響を受けて相談が増加したといったセンターもあった。その一方で、相談を受けるセンター側は課題を感じる、やや感じると答えているセンターが全体の87%、9割近くに上っている。具体的にはどういうことが課題なのかというと、経験スキルの不足、そして相談員の態勢、また周知広報の難しさを挙げている。取材を実際に進めていると人手や予算に限りがあり対応に苦慮しているという現場の状況がみえてきた。
アンケートで課題を感じると回答した千葉県のワンストップ支援センターでは性暴力の被害者を支援するため10年前に総合病院の中に設置された。24時間、性被害の相談を受け付けているほか、医師の診察が必要な場合は産婦人科や精神科の医師が連携して対応している。スタッフは全員女性のため、男性の相談のための態勢整備やスキルの構築が課題。センターでは来年までに関係機関と調整して受け入れ態勢を作りたいとしている。男性の支援を強化するために徳島県ではことし4月から専用の窓口を開設した。週5日、男性のスタッフが常駐して電話や対面などで相談に対応。法律相談や医療機関への付き添い支援も行う。ただ、相談はまだ限られている。男性の性被害に詳しい臨床心理士の西岡真由美は男性の場合、より被害が軽視されやすい傾向があると指摘している。こうした中、富山県では男性への支援の必要性を多くの人に知ってもらおうと啓発活動に力を入れている。性被害の支援に携わる医師やカウンセラーなどが、駅の構内で月に1回、地元の大学生と一緒に性の悩みに関わる相談窓口などを紹介している。この日も駅前を通りかかった高校生に声をかけていた。富山県では男性からの相談件数が前の年度から3倍に増えた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月25日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
旧ジャニーズ事務所がジャニー喜多川の性加害を認めて謝罪をしてから1年。男性の性被害に対する向き合い方が問われ続けている。NHKは、性被害に遭った人の相談先として、全国の都道府県に設置されているワンストップ支援センターにアンケート調査を実施。その結果、男性の性被害に関する相談件数は回答のあったセンターで1.5倍近くに増加したことが分かった。一方、男性の性被害へ[…続きを読む]

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