天皇陛下のスピーチが流れた。天皇陛下は「日英両国には友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありました」と触れられ、「両国の未来の友好のために力を尽くしてこられた人々に皇后とともに深い敬意と感謝を表します」などと述べられた。両陛下にとって思い出の地オックスフォード。天皇陛下は、1983〜1985年にオックスフォード大学マートンコレッジご修学。皇后さまは1988〜1990年にオックスフォード大学ベリオールコレッジご留学。天皇陛下は、初めての寮生活、部屋の壁には日本地図やポスターが貼られていた。町に出て買い物も楽しまれ、洋服店では店員とやりとりをしご自身で支払いをするなど、さまざまな体験をされていた。「テムズとともに 英国の二年間」の著書の中で、天皇陛下は、「おそらく私の人生にとっても最も楽しい一時期を送れた」と綴られている。牧嶋さんは「陛下はのちに友人に留学で一番大きかったことはと聞かれ「Freedom」とお答えになった」などとコメントした。寮生活について「自分の部屋をまったく自分の意志のままに使えるのはいいものである」とつづっている。天皇陛下は、警護官と一緒にパブを3軒はしごしたこともあるとのこと。ディスコを訪れた際に、天皇陛下がジーンズ、ご学友がTシャツを着用しており、入店できずそのまま帰ったこともある。ラフな姿で外出中に日本からきた観光客の女性に驚かれ、「ウッソー！」と言われたという。