チリで「悪魔の神殿」と呼ばれる宗教団体に入信する“悪魔主義者”が増加しているという。悪魔の神殿の司祭は「私たちの規約に国の法律に反するものは全くない」と語る。キリスト教では悪魔的なものとされる快楽や自由な生活を愛することで、人間らしく生きる、人間性を肯定する宗教だという。悪魔の神殿はチリでは2021年設立。今年7月には法務省に宗教団体の承認を要請。これをメディアが取り上げ、信者が100人ほどだった悪魔の神殿には数週間で400人ほどが入会を申し込んだという。助祭は「Tiktokで悪魔の神殿を見つけ、司祭の哲学を聞き自分自身の真実を探すことにひかれた」と語る。