イタリア・ミラノから約200km、スイスとの国境付近にあるリビーニョで行われたスノーボード男子ハーフパイプ決勝。日本勢1番手で登場した平野歩夢は大けがを抱えながらも攻めの姿勢を崩さず新技に挑んだが、成功とはならなかった。初出場の山田琉聖は独創的なルーティンを完璧にこなし、92.00をマークした。2位に戸塚優斗、3位に平野流佳がつけ、1回目終了時点でトップ3を日本が独占した。平野歩夢は2回目のランでも果敢に4回転半に挑み見事に成功させたが、得点は86.50と伸びなかった。戸塚優斗は高難度のトリプルコーク1440を連続で成功させ、95.00で2回目を終えトップに立った。3回目の平野歩夢は4つ目のトリックで転倒し、4大会連続メダルの可能性は潰えた。平野流佳は3回全てフルメイクしたが、わずかに1.00届かず表彰台を逃した。3位につけていた山田は3回目も独創的なトリックを見せ、堂々の銅メダル。2位につけるオーストラリアのジェームズは最後のトリックで失敗し、戸塚の金メダルが確定。日本勢としてこの種目で2大会連続の金メダルとなった。今大会骨折をしながらも7位と検討した平野歩夢は「生きて帰ってこられてよかった。またこれを糧にして、さらなる進化した姿を届けられるように積み上げていきたい」などと語った。
