主に幼い子どもを中心に夏に流行し大人も感染する手足口病が全国的に流行している。東京都では患者の報告数が2年ぶりに警報基準を超えた。手足口病の患者数の推移は、先月22日~28日に都内の小児科から報告された手足口病の患者数は1医療機関あたり6.30人となり、警報基準である5人を超えた。おととしと2022年にも警報レベルとなっていた。都の担当者によると過去にも2~3年おきに流行が起きていて明確な理由は分かっていないという。流行した翌年は免疫を持つ人が多くいるため流行らないとみられ、また集団免疫が下がって流行するという繰り返しや、別のウイルスが流行ると同時には流行しにくくなるウイルス干渉も影響して、2~3年おきに手足口病の流行が起きているのではという。手足口病の流行は東京だけではなく、特に島根県では1医療機関あたり20人を超えている。また九州でも全域で患者数が多くなっている。手足口病の原因になるウイルスは複数あるため一度かかってもまたかかることもある。いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長によると、大人は子どもに比べ手足口の痛みが出やすいなど症状が重くなりやすいという。手足口病のウイルスはアルコール消毒が効きにくいため石鹸でこまめに手洗いする。患者が家族にいる場合はタオルの共有は避け、ペーパータオルで拭いて捨てるようにするのがよい。
