北朝鮮による拉致問題について若い世代に関心をもってもらおうと、政府の拉致問題対策本部は拉致の目的や北朝鮮側の説明の矛盾などを解説した動画を新たに制作し、YouTubeで公開した。主人公がテレビ局でのアルバイトを通じて、拉致問題を学んでいくドラマ仕立ての内容。被害者について北朝鮮側が「死亡した」とする説明は、数々の不自然な点があり信ぴょう性が疑わしく、「横田めぐみさんや松木薫さんのものだ」として出してきた遺骨からは別人のDNAが検出されるなど、客観的な証拠がいまだに全く示されていないという現状も解説されている。