一方、巨大な施設の建設を巡り大きく揺れる愛知県豊橋市。反対していたのは、歴史ある公園の土地を活用した新アリーナの建設計画。5000席以上を想定し、豊橋を拠点とする「三遠ネオフェニックス」がホームとして使用予定。しかし、工事が始まるタイミングで反対運動が活発化し、市長が工事を差し止め住民投票で是非を問うことになった。予定地の近くに住む藤田さんは、建設計画に反対していた。総事業費は約230億円、そのほとんどが税金で賄われる。豊橋市総合体育館、現在三遠ネオフェニックスがホームゲームで使用する施設。ここでは、住民投票の開票が行われる。その準備を複雑な気持ちで見ていたのはフェニックスの社長、岡村秀一郎さん。ここ2シーズン連続で中地区の優勝を勝ち取っている三遠ネオフェニックス、来年から始まるBプレミアへも参加予定。しかし、今の体育館では参加条件「5000席以上」を満たさず。現状は、新アリーナが将来使用出来ることを前提に参加が承認されている。
東京・文京区にあるBリーグの本部で、新アリーナの建設が街に分断を生んだ事態を重く受け止めていたのが古澤彬弘さん。そして、7月20日運命の住民投票が始まった。
東京・文京区にあるBリーグの本部で、新アリーナの建設が街に分断を生んだ事態を重く受け止めていたのが古澤彬弘さん。そして、7月20日運命の住民投票が始まった。