性的ネット広告、対策求める声。小中学生の息子がいる母親、子どもがパソコンで見ていたゲーム情報サイトに表示された性的な広告に衝撃を受けたという。漫画を宣伝する内容で、未成年の女の子が大人から性加害を受けているように見える様子が描かれていた。母親は、まだ十分な性教育を受けていない子どもに見せたくない内容で、とても不快に感じたと話し子どもへの影響を心配していたという。性的な広告は、学校の学習用パソコンなどにも表示されたこともあるという。SNSを中心に親からは対策を求める声が広がっている。オンラインの署名サイトでは、子どもが見ないように性的な広告をゾーニングすることを求めて、去年9月から署名活動が行われているとのこと。専門家によると、問題の背景にはネット広告の配信の仕組みの複雑さと審査の不十分さがあると指摘している。消費者が声を上げて業界側に自主的な取り組みを求めていくといったことが必要だと思うと話した。