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「新光ステンレス研磨」 のテレビ露出情報

マッチングから数日後、新井さんはまずはアクリル板を使い試作品を作っていく。しかし作品の素材に関する懸念点があった。今回使用したアクリルだと海沿いの湿気で曲がっていってしまうため、それを考慮すると海風にも強い種類のステンレスが必要になると新井さんは話す。先生からの紹介で新井さんが向かったのは埼玉県川口市にある「新光ステンレス研磨」。今回は塩害に強いステンレス「SUS316」に決まった。ステンレスは錆びにくいが、錆が乗った状態だとそこから腐食が起こる「もらいさび」となり錆びてしまうと社長はいう。もらいさびによる腐食を防ぐため、溶接もステンレスで行うなど綿密に打ち合わせし、パーツづくりを依頼した。後日新井さんは藤巻社長のもとへいき、社長の思い出が詰まったサーフボードを拝借し、作品に組み込むことをプランに加えた。早速サーフボードの設置プランを練っていく。さらに当初は鏡面の高さを揃えていたが、一本一本高さを変えて波を表現するプランに変更した。数日後、100本を超えるパーツが現地に到着。同級生も駆け付け、設置作業が始まった。波を表現するため計算通りの高さに正確に、2日間かけて100本のパーツを打ち込む。そして天空の鏡がついに完成した。

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