2023年11月26日放送 12:00 - 13:40 フジテレビ

藝大よ、地球を救え。

出演者
長田庄平(チョコレートプラネット) 向井慧(パンサー) 箭内道彦 さだまさし 
(オープニング)
趣旨説明

東京藝術大学は数々の有名芸術家やアーティスト、人間国宝を輩出している。天才藝大生たちと、芸術作品を求めるお店や企業をマッチングする。マッチングが成立したら依頼人が藝大生に報酬を支払う。

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さだまさし折原麻衣子村上隆東京藝術大学渡邉かなえ箭内道彦谷川祐一鈴木和江
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

箭内道彦は「様々な社会課題がある中で、アートがどう関わっていけるか。その解決にどうアートが貢献できるかは藝大がテーマにしていること」などと話した。

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東京藝術大学
(藝大よ、地球を救え。)
大磯町 観光客を呼び込みたい町×東京藝大 恋人たちが集う愛の聖地に!

最初のマッチングは神奈川・大磯町から依頼。アートの力で大磯町をカップルが集まる「愛の聖地」にしたいという。依頼人は産業観光課の齋藤裕太さん。この依頼に手をあげたのは角森さら紗、佐々木陸、神出謙の3人。角森さら紗は気づきの楽しさを生み出すマエストロ。佐々木陸は石材をアートへと昇華させる魔術師。神出謙はムダの豊かさを想像する神の手。まず3人は大磯を知るため地元の漁師らに取材した。歴史や自然が豊かなこの街は別荘地としても知られている。大磯を語るには欠かせない人物が松本順。松本順は海水浴による、療養・医療効果を説いた人物。日本初の大磯海水浴場を開設したのも松本順だった。モニュメントは松本順の謝恩碑の脇に設置するという。モニュメントにはタコの要素も入れてほしいという。10日間かけプランを考案し、マッチング。3人は大磯らしい潤いづくり協議会の皆さんにプレゼンを行った。

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佐々木陸さんのモニュメントがマッチングした。箭内さんらは自分1人で作るんじゃない1つのアートのあり方だなどと話した。

大磯町 観光客を呼び込みたい町×東京藝大 恋人たちが集う愛のモニュメントを!

佐々木さんは採石場にやってきた。真鶴町でのみ取れる本小松石は約40万年前に箱根火山の噴火により海に流れ出た溶岩が固まり形成された石である。墓石などに用いられ粘り気が強く加工に適していることから近年インテリアなどに用いられている。石の加工は藝大の石材加工房で行う。作品の土台を安定させるために底面を平らにする必要がある。石材加工機でレーザーで当てた線をガイドに削っていく。約7時間削った。ダイヤモンド素材が含まれているヤスリを使うことで石を磨くことが出来る。50から3000番の7種類を使用して石を磨く。神出さんの部屋にはアメコミなど好きなものがびっしり詰まっている。フィギュアを冷やすためだけの冷蔵庫もある。神出さんは佐々木さんの予備校の先生である。断熱材に使用されるスタイロフォームという素材を使用して原型を作成する。角森さんもお手伝いをする。作業は先輩から借りているアトリエで作業を行い、3日間泊まり込みでハートの原型が完成した。FRPを扱う専門業者に原型を送り再現してもらう。数日後完成したパーツを見ると頑丈な仕上がりになっていた。制作期間約1か月で完成した。

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FRPスタイロフォーム本小松石東京藝術大学 取手キャンパス真鶴町(神奈川)

愛のモニュメントは、存在感のある石とハートが見事にマッチしている。石材は波のような輝きを放ち、ハートにはグラデーションが施された。この日の朝、佐々木さんはハートの形の影を映し出すことにも成功した。綺麗なハートを描くのは、1日に10分ほどしかないという。

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クリスマスバレンタインデー大磯(神奈川)
人形町 すき焼き名店・人形町今半×東京藝大 今までにないオリジナルグッズを!

人形町今半の企業理念を反映した新しいオリジナルグッズの依頼。美術学部デザイン科4年林宋其さんの代表作品はHASAMIBAKOで、江戸時代に使われいた挟箱をアレンジした次世代のカバンだという。美術研究科デザイン専攻修士1年小澤良奈さんの代表作品は悲しみに栞を挟むで、詩の最初の一行を栞に印刷することで感情を表現し、80以上の感情を栞で表現した。食育をはじめ素晴らしい食文化を気付くことが人形町今半の企業理念の大きな柱となっている。さらにもう1つが、ときめき、つまりお客様に喜んでもらうこと。

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すき焼き人形町今半挟箱

林宋其さんは肉の部位ごとに分けられたクレヨン「にくにくクレヨン」を提案した。限りある有限をテーマにしていて、食育にも繋げる事ができる。小澤良奈さんは「今という感情を包んで送るメッセージカード」を提案した。日常生活の様々な場面でときめきを感じた際にその気持をしたためてメッセージカードに送ることができ、外側には心を包むことをテーマにして日本伝統の折形で包むとしている。2人のプレゼンを聞き、社長は小澤さんの案を選んだ。

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人形町 すき焼き名店・人形町今半×東京藝大 心を包んで送るオリジナルグッズ

小澤さんはこの日閉店を迎える人形町今半 有楽町店を訪れ、人形町今半の想いを共有し、閉店後に使い道の亡くなるお品書きなどの紙を貰った。小澤さんは貰った紙を一旦ちぎって再生紙のメッセージカードするといい、水に1週間浸けて繊維を解けやすくした。ふやかした紙を繰り返しミキサーで撹拌して繊維を解き、その後トロロアオイから作った粘剤を加えてすき作業を繰り返し行った。その後プレス機で水気をきり、約45℃の鉄板で乾燥していく。出来上がった紙を丸くカットし、その紙に溝をいれた。今回メッセージカードは折形の略式紙幣包みという折り方で折っていく。メッセージカードを包むための折形の紙は有楽町店から貰った神の中でも色が強く出たものを複数選択し、パッチワークのようにつなぎ合わせて配置していった。

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小澤良奈が人形町今半とコラボし制作したものはことづてで、3枚の丸い紙が月を模したメッセージカードでであり三日月の日だったらそのラインで折ることで読む時に紙を外すと満月になると紹介。

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鴨川 海沿い人気観光施設×東京藝大 映えるフォトスポットを作れ!

鴨川市のKamogawa SEASIDE BASEは今年4月にオープンした施設であるが鴨川の観光地が鴨川シーワールドしか無いため集客につながる映えるフォトスポットが欲しいのだと紹介。藝大生5人のうちの1人の服部咲良は美術学部デザイン科2年生でフォロワー2万人超えのTikToker、バンドの経験もあると紹介。中野恵雄はデザイン専攻1年生でKUという名義でイラストレーターとしても活動していると紹介。新井夢真はプラコップで微生物を再現した作品を作る等身近な素材をアートに変えると紹介。藝大生らは下見を受けてそれぞれプランを2週間で作成した。新井夢真は鏡の円形プレートを地面に差し込み並べ、水面に映り込んだような映え写真が撮れると紹介。

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服部咲良のプランは、鴨川の海の「キラキラ」と鴨川の人々の「キラキラ」をテーマにした「カモガワ キラキラ計画」。服部さんは「映える写真を撮るのが好きだが、土地の状況によって昼間は良いが夜はダメといった場所がある。昼にも夜にもどちらにも良さがあるような」として、蓄光塗料を使用し、昼だけでなく夜もキラキラした映える写真が撮れるというプランについて話した。続いて中野恵雄のプランは「KAMOGAWA シーサイド・メモリーズ」。中野さんは「シーサイドベース自体を漫画のページにして、物語を展開した作品を制作したい。鴨川を愛する人達の人生や、鴨川への想いを表すような物語を描きたい」などと話した。さらに人物が入っていないコマを作ることで、鴨川に遊びに来た人の誰もが鴨川の一員であり、主役になれる作品を提案した。後藤拓磨は三棟を三原色で塗り分けるプランを提案し「ここを鴨川のパレットにすることで、ここから色が広がっていき、鴨川中が鮮やかになっていけたら」などと話した。福島音舞里はシーサイドベースで味わえる海産物やビールのイラストや、福島さんが感じたことを表現した詩が入ったタワーを提案。フォトスポットとしては購入したビールやパンなどをもって写真を取ることを提案した。

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(番組宣伝)
千鳥の鬼レンチャン

「千鳥の鬼レンチャン」の番組宣伝。

(藝大よ、地球を救え。)
鴨川 海沿い人気観光施設×東京藝大 映えるフォトスポットを作れ!

社長が選んだプランは新井さんのプラン。社長は選考理由について「お店のコンセプトとか鴨川の地を一番なじませてくれる作品が新井くんの作品」だと説明した。

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東京藝術大学鴨川(千葉)
鴨川 海沿い人気観光施設×東京藝大 天空の鏡で映えるフォトスポット

マッチングから数日後、新井さんはまずはアクリル板を使い試作品を作っていく。しかし作品の素材に関する懸念点があった。今回使用したアクリルだと海沿いの湿気で曲がっていってしまうため、それを考慮すると海風にも強い種類のステンレスが必要になると新井さんは話す。先生からの紹介で新井さんが向かったのは埼玉県川口市にある「新光ステンレス研磨」。今回は塩害に強いステンレス「SUS316」に決まった。ステンレスは錆びにくいが、錆が乗った状態だとそこから腐食が起こる「もらいさび」となり錆びてしまうと社長はいう。もらいさびによる腐食を防ぐため、溶接もステンレスで行うなど綿密に打ち合わせし、パーツづくりを依頼した。後日新井さんは藤巻社長のもとへいき、社長の思い出が詰まったサーフボードを拝借し、作品に組み込むことをプランに加えた。早速サーフボードの設置プランを練っていく。さらに当初は鏡面の高さを揃えていたが、一本一本高さを変えて波を表現するプランに変更した。数日後、100本を超えるパーツが現地に到着。同級生も駆け付け、設置作業が始まった。波を表現するため計算通りの高さに正確に、2日間かけて100本のパーツを打ち込む。そして天空の鏡がついに完成した。

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川口市(埼玉)新光ステンレス研磨東京藝術大学東京藝術大学上野キャンパス鴨川(千葉)

1つ1つの鏡面が鴨川の澄んだ広大な青空と周囲の景観をくっきりと映し出す。また、夕暮れ時には夕焼けに染まった黄金色の空を映し出し昼間とは違った別の表情を見せる。見る時間や角度によって違いを楽しめ、その景色は一度たりとも同じものはない。鴨川に来る度に違いを何度も楽しめるように、との思いを込めて付けられた作品名は「again」。ここに来れば映え写真も撮影できる。社長は「雲なりヤシなりが映るとキレイだし、ここで写真を撮ったら目玉になる。素晴らしいと思う」と絶賛。鴨川を支える人々も「季節で色んなものが映るのがいい」と絶賛した。

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名古屋 みそかつ 矢場とん×東京藝大 番組に届いた社歌ミュージックビデオ

さださんは前回”矢場とん”と藝大生と社歌を制作。実は放送後に”矢場とん”が自分たちでミュージックビデオを制作。鈴木社長は番組へ「素敵な社歌を作っていただき本当にありがとうございました。毎朝、各店舗でスタッフみんなが声を揃えて素敵な歌を歌わせてもらっています。お客様を迎え入れる前のスタートが本当に明るく笑顔を迎えられています。これからも応援していますので頑張ってください」とのメッセージを送った。さださんは「自分たちでミュージックビデオ作ってっていう動きが良い。社員で歌って今日も頑張ろうって思ってくれるなんて作りて冥利に尽きますね」と話した。

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千鳥の鬼レンチャン

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世界の何だコレ!?ミステリー

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